浮気は越えてはいけない一線を越える行為です。
頭で分かっているのになぜ繰り返してしまうのか、理解しがたいですよね。
浮気は病気だという言葉も聞くことが多いでしょう。
浮気は本当に病気なのでしょうか。
浮気を繰り返してしまう原因を知り、治す方法を探していきましょう。

目次
浮気を繰り返してしまうのは病気なのか
浮気はいけないことと頭では分かっているのに、何度も繰り返してしまう男性も多いのです。
浮気は二度としない!
約束をしたのにも関わらず、再び浮気が発覚すれば、悲しさだったり怒りを通り越して、心配になりませんか?
浮気を繰り返す人のことを「浮気癖」があると言いますよね。そして、【浮気=病気】とも言われています。
浮気を繰り返す人は、病気なのでしようか?
結論から言いますと、浮気を繰り返すと人は、「性格と病気のに問題がある可能性」があります。
浮気を繰り返してしまうのは、その人の性格上の問題があり、その問題が治っていないから、浮気がやめられず、浮気症(病気)となってしまうのです。
※本記事では浮気症という病名で解説しています。
普通の浮気と浮気性の浮気は違うのか
普通の浮気と繰り返す浮気の違いをあなたは分かりますか?
浮気症の人は、自分から積極的に浮気をする傾向があります。
生活している中で、常に相手を探しているのです。そして、関係が持てそうな女性が現れたら、積極的にアプローチします。
浮気症の人は、堂々と浮気をするのです。繰り返していることで自分の中で上手く取り繕うコツを持っているのです。
また、浮気症の人は、バレるという恐怖心よりスリルや楽しさといったフワフワした気持ちの方が勝つのです。
浮気症の原因は?
浮気症の原因は一体なんなのでしょうか?
いけないことだと分かっているのに繰り返してしまう原因としては主に二つ考えられます。
浮気症の原因
①幼少期時代の心の問題
②ホルモンバランスの問題
普通の浮気をしてしまう人と比べて、浮気症の人は、自分から積極的に浮気をするのです。
自発的な行動は、心の悩みなどが影響して、自分を守るための行動とも言えます。
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①幼少期時代心の問題
幼少期時代に親から愛情を注がれなかったり、暴力を受けて育った子どもは、深い心の傷を抱えているでしょう。
愛情を受けることを知らないまま大人になった人は、女性に対して「理想の母親像」を抱いています。
また、関係が深くなるにつれて、「いつか捨てられるのではないか」という不安にも悩まされています。
上記のような悩みを抱えている人は、回避依存症であるケースが多いです。
【回避依存症とは】
自分の身に起きるかもしれない「傷つくこと」から必死に逃れようとする心理状態のことです。
深い関係になればなるほど、不安が大きくなり、親密な関係にあっただけに「いつか関係が崩れるのではないか」と恐怖心を抱きます。
そのため、必要以上に親しくなることを避けるようになります。
また、自分を必要としてくれる人や愛してくれる人を強く求める傾向があります。
そのために、自分を良く見せるため、結周囲からの好感度は高いことが多いです。
回避依存症の人は、最初は優しい人と思われがちですが、徐々にアルコールや薬物、DVなどの依存性に陥ってしまうケースもあります。
幼少期に抱えた心の問題が、トラウマのように残り、回避依存症になってしまい、浮気へと繋がってしまうのです。
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②ホルモンバランスの問題
浮気をすると、後ろめたいという気持ちとは逆に快感が高まります。
それは、ホルモンが脳内に大量に分泌されて、脳を刺激するからなのです。
その快感を覚えてしまうと、依存症のようになり、浮気がやめたくてもやめれなくなってしまうのです。
浮気症の原因と考えられるホルモンは、全部で3つあります。
ココがポイント
・ドーパミン
・テストステロン
・セロトニン
ドーパミン
人を好きになると、脳内ではドーパミンが分泌されやすくなります。
恋をしたときのドキドキ感は、ドーパミンが原因なのです。
ドキドキする度に、ドーパミンが出るのは体に良くないので、1~3年をかけてドーパミンの分泌量が抑制されます。
すると、ドキドキ感も減退し、恋心も冷めやすくなります。
浮気をするのは、ドーパミンの分泌が抑えられた1~3年後以降に多いのです。
テストステロン
理性で止められないのは、男性ホルモンのテストステロンが男性ホルモンが関係しているというデータもあります。
テストステロンとは、脳の視床下部で反応し、性衝動を高めます。世の中のすべての男性が理性で欲求を抑えられないわけではありませんが、強い衝動に勝てない人が、浮気という道に流されてしまうのです。
魅力的な女性が現れると、このテストステロンが増えてしまいます。
女性は、テストステロンの分泌が30代以降に増加する傾向にあるので、この年代以降に、浮気や不倫をする人が増えると考えられています。
セロトニン
セロトニンは、不安感に関わる神経伝達物質です。
「不安になりやすい」「依存心が強い」などの特徴が現れます。
そのせいで不安を抱き、浮気をしてしまうケースもあります。

浮気症の特徴とは
浮気症の人は、先ほども言ったように自分から積極的に浮気をしにいきます。
浮気症を見分ける特徴はあるのでしょうか。
・性欲が強い
・口が上手い
・経済的に余裕がある
・好奇心が強く、飽きっぽい
・さみしがり屋
・異性の友達が多い
・元カノとの縁が切れてない
・SNSをよく利用する
・バレても謝らない
・必要以上に束縛してくる
浮気症の人には上記のような特徴がみられます。
詳しく見ていきましょう。
性欲が強い
人それぞれ、性欲の強い弱いがあると思いますが、浮気症の人は、性欲が他の人より強い傾向があります。
性欲が強ければ、パートナーにセッスクを求めますが、頻度が多ければ断られる場合もあるでしょう。欲が止められず、悶々としている時に、パートナー以外の女性と肉体関係を持ってしまうのです。
また、パートナーに言えない性癖を持っていれば、その性癖を理解してくれる女性と浮気してしまいます。
口が上手い
浮気症の人は、口が上手い人も多いです。
容姿がそれほどカッコよくなくても、女性を虜にさせるような言葉を言える男性はモテるのです。
- 人を褒めることが好き
- ヨイショするのがじょうず
- 相手のプライドを尊重する
- 相手の話をちゃんと聞く
セックスしたくても、相手の同意がないとできません。
自分に好意を持ってもらうための誘い文句は優れているでしょう。
経済的に余裕がある
お金に余裕がある男性は、容姿がカッコよくなくても、モテることがあります。
ホテル代などの費用すべてを男性側が支払ってくれると、浮気相手の女性は、引き換えに男性の欲を満たしてあげるので、win-winな関係として、浮気が続く可能性があります。
好奇心が強く、飽きっぽい
流行に敏感だったり、新しいことにチャレンジするのが好きな人は、色んなことに対して興味を持ちます。
また、興味の移り変わりも激しく、飽きっぽい場合もあります。
新しい女性との出会いは、新鮮で興味津々なのです。
こういった男性は、異性に対する興味が好意に変わるのが早いです。
さみしがり屋
浮気症の男性は、常に誰かと寄り添いたいタイプです。
また、誰かに必要とされたいという気持ちが強いのです。「誰でもいいから構って欲しい」という気持ちが芽生えてしまうのです。
異性の友達が多い
異性の友達が多ければ、飲み会が多かったりと、友達の繋がりで異性との出会いや交流が頻繁にあるでしょう。
異性との出会いの場が多ければ、必然的に浮気の可能性も高くなります。
元カノとの縁が切れない
元カノと別れても、友達として連絡を取り合う人もいるでしょう。
新しい彼女ができても、元カノと比較してしまったり、悩み事を元カノに打ち明けたりと、元カノの存在が影響してしまう場合があります。
元カノが恋しくなって、浮気に走ってしまう人も少なくありません。
SNSをよく利用する
浮気をする手段としてSNSは欠かせない存在でしょう。
TwitterやLINEなどのSNSで手軽に連絡を取ることができ、異性との出会いも沢山増えます。
手軽に連絡が取れるということは、会うことも簡単なのです。
SNSの便利さが、逆に浮気の危険性を高めてしまうのです。
バレても謝らない
浮気がたとえバレたとしても、謝らない人がほとんどです。
浮気を「ゲーム感覚で楽しんでたり」「自分は悪くない」「浮気をするのはそっちにも原因がある」と言い訳ばかりするでしょう。
また、謝ったとしても「ごめんなさい」という言葉に心はこもっていません。
「とりあえず謝っとけばいいや」と考えていたり、「次はバレないようにしよう」と企んでるのです。
必要以上に束縛してくる
浮気性の人の束縛は、「自分が浮気をしているから、パートナーも浮気をするのではないか」という疑いの気持ちから束縛をするのです。

浮気症の治し方
浮気は、本人の浮気を繰り返してしまうという自覚があり、治したいという気持ちがあれば、浮気症は治せるのです!
きちんと治すためには、原因を根本的に治す必要があります。
step
1浮気症であることを認め、理解する
まずは、本人へ浮気症という一種の病気だということを認めさせましょう。一度、受け入れることで浮気症である自分と向き合うことができるでしょう。
また、パートナーも一緒に理解してあげることが大切です。
step
2浮気症の原因をきちんと知る
浮気症の人は、心のどこかで「寂しさ・不安・恐怖心」に悩まされています。
「自分の認め、必要とし、弱い部分すべて」を受け入れてくれる人を求めているのです。
マイナスな気持ちを払拭させるには、「安心できる環境」が必要なのです。
step
3コミュニケーションを絶やさない
本人自ら浮気を絶つことが大切ですが、誰かの協力がなければ、一人では解決できません。
身近な存在であるパートナーのあなたの力が必要なのです!
大事なのは、コミュニケーションを絶やさないことです。
本人の不満や思っていることに耳をかたむけ、一緒に改善していきましょう。
また、浮気が発覚したらどういったリスクが生じるのかも事前に教えておき、浮気という行為が人をダメにしてしまうかということも伝えてましょう。
また、浮気をした時のペナルティも決めておきましょう。
一から生活を振り返り、二人で話し合いましょう。

パートナーの浮気症と向き合い一緒に治していこう
浮気症である原因や特徴など分かったかと思います。
何度も繰り返す浮気にあなたは、呆れ、パートナーを責めると思います。
しかし、本人はやめたくてもやめれない現状にいるのかもしれません。
あなたのことを愛しているのに、他の女性に目移りしてしまう....
浮気をしたパートナーを責め続けていては、お互い幸せになれません。
浮気を許さずに、別れを選択する人もいるでしょう。
しかし、少しでもやり直したい、好きという気持ちが残っているのなら、お互いを見つめ直し、心から思っていることをぶつけ合い、気持ちを話し合ってみましょう。
浮気症は、アルコール依存症などのように、「依存性と中毒性」があるものなので、すぐには治すことは難しいです。時間がかかるでしょう。そういう時は、専門家の先生に頼りましょう。
大切なのは、お互いに浮気症であるということを理解することで、解決策が見つかるのです。