夫の浮気が発覚し、夫の裏切り行為に今まで経験したことないくらいのショックを受けた時、それがストレスに変わります。
ストレスが続くと、次第にうつ病やノイローゼなどの病気を発症してしまいます。
精神が不安定な状態で夫の浮気と向き合うのは正確な判断ができないため、まずはストレスを解消することが大事です。
ストレスをずるずると引き延ばしにしていると精神面や身体面にも悪影響を及ぼしますが、それよりも夫の浮気が酷くなっていたり、妻の変化に気付き、証拠を消されてしまう可能性があります。
今回は、ストレスの対処法やストレスが和らぎ夫との向き合い方について紹介していきます。

目次
夫の浮気が原因で引き起こるストレスの症状とは
夫の浮気が原因で、妻がストレスで精神的にダメージを受けることはよくあることです。
浮気という行為は、相手を裏切る行為であり、肉体的・精神的に想像以上のストレスを相手に与えるのです。
一度、大きなストレスを抱えてしまうと中々抜け出すことが出来ず、負の連鎖が続いてしまいます。
まず、このストレスから解放されるためには、自分の症状と向き合うことが大事なのです。
次は、夫の浮気によって引き起こるストレスの種類を紹介していきます。
ノイローゼ
ノイローゼとは、神経症の一つで不適応障害といい、「不安」が発症源とされている精神疾患のことを言います。
どういう性格の人に起こりやすいか
・真面目で、完璧主義な人
・神経質な人
・心配性で少しのことでも気にする人
・自分に自信がない人
・傷つきやすい人
・感情の起伏が激しい人
このような性格の人や不安やストレスをすぐ感じてしまう人などは、病気の発症につながることが多いです。
うつ病
うつ病とは、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態で、心の病気とも言われていますが、身体にも影響を及ぼすものです。
うつ病とノイローゼの違いはなに?
うつ病は、発症の原因がはっきりと分かっておらず、憂鬱な気分が長期間続く精神的な病気です。
一方、ノイローゼは「不安」が原因で発症する神経症の病気です。
どちらも同じと思っている方が多いですが、全く別の病気なのです。
ノイローゼからうつ病を併発する場合もあります。
人間不信
愛する人からの裏切りを受けた場合、周りにいる他の人さえも信じることができなくなる場合もあります。
この人も自分を裏切るんじゃないかと相手のことを疑いやすくなります。
浮気をされた人は、人間不信に陥るケースが多いのです。
パニック障害
精神面・身体面にのしかかるストレスが大きくなると、脳内の神経伝達物質である、セロトニンとノルアドレナリンのバランスが崩れてしまい、パニック障害が引き起こされやすくなります。
セロトニンは、脳内の神経伝達物質の情報をコントロールし、興奮を抑え精神状態を安定させる働きがあります。
一方、ノルアドレナリンは不安や恐怖感を引き起こし、血圧や心拍数を上げる働きがあります。
このふたつの神経伝達物質のバランスが崩れてしまうと、興奮状態を抑えることができなくなったり、不安や恐れが増大してしまうのです。
パニック障害は、ある日突然発作に襲われるため、誰にでも起こえるものなのです。

ストレスから抜け出す方法とは
一番のストレスから抜け出す方法は、そのストレスの原因となる物事を解決することです。
今回で言えば、夫の浮気が原因でストレスを引き起こしたため、夫の浮気を解決することが最善ですが、そもそもストレスを抱えている時点で、夫とも浮気について向き合うことは難しいでしょう。
では、どうやってストレスから抜け出せばいいのでしょうか。
夫と離れて自分の安心できる場所で暮らしてみる
浮気をした夫の顔を見ると、ストレスは溜まっていくばかりです。
ストレスが溜まると、正確な判断が出来なかったり、ストレスで何も出来なくなる自分が不甲斐なく思い自分を責めてしまう場合があるので、まずは夫と距離を取りましょう。
そして、自分の安心できる場所、心が安らぐ場所で過ごしてみましょう。
一人になってしまうとすぐ考え込んでしまい、悪い方向へと向かってしまう場合があるので、実家など自分を支えてくれる人と一緒に過ごし、気を紛らわすのもストレスを軽減させる一つの手です。
探偵に相談し、自分と同じ境遇の意見を聞いてみる
探偵事務所には、浮気調査のプロ集団であり、色んなケースの浮気調査を行っています。
また、浮気の証拠はもちろんのこと、その後の対処法まで知り尽くしているため、自分の身内や友達に相談するよりも正確なアドバイスをもらえるでしょう。
また、色んな事例についても個人情報が絡んでくるため、詳しくは教えてもらえないと思いますが、こういう場合はこうした方がいいと教えてくれる場合もあるでしょう。
心療内科で治療を受ける
どうしても自分や周りの力では改善しない場合は、病院で治療することをおすすめします。
お医者さんに診てもらえば、カウンセリングを受けることができ、あなたに合った治療や適切な薬を処方してもらえます。
「わざわざ病院に行かなくても」「おおげさにしたくない」と感じてしまうかもしれませんが、ストレスはあなたが思ってるよりも簡単には取れません。自分のためだと思って、自分を大切にする意味でも病院を受診するようにしましょう。

ストレスが軽減し、心に余裕が持てたら夫と向き合おう
ストレスが少しづつ軽減したとしても、ストレスの原因である夫の浮気が解決しなければ、いつまで経ってもあなたを苦しめます。
夫の浮気を許し夫婦関係を修復するのか、それとも離婚をするのか決断をしなければなりません。
まずは浮気の証拠を掴む
夫の方から浮気をしたと自ら暴露する人なんていないでしょう。
女の勘であったり、何かのきっかけで夫の浮気を知ってしまうのがほとんどだと思います。
ストレスが軽減され、浮気と夫と向き合う心の準備ができたら、夫の話し合う前に、浮気の証拠を掴んでおきましょう。
浮気の証拠を素人自ら掴むのは、夫にバレる恐れもあるため、リスクが高く危険です。
夫の浮気の痕跡を記録し、あとはプロである探偵に依頼しましょう。
早く解決したいと何も考えずに、夫をと問い詰めるのは絶対にやめましょう。
下記の記事では、夫の浮気発覚時にするべきことをまとめているので、チェックしてみてください。
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証拠が揃ったら、夫と今後の話し合いをしよう
探偵に確実な浮気の証拠を掴んでもらったら、いよいよ夫との話し合いです。
浮気したという事実を夫に認めてもらい、今後について話し合いましょう。
夫婦関係を修復しやり直すのか、離婚するのか、もしくは慰謝料請求をするのかなど、考えることはたくさんあります。
話し合いで解決しなければ、裁判となる場合もありますので、長期戦になるという覚悟も必要です。
慰謝料請求は、夫と浮気相手両方にそれぞれ請求することが可能です。浮気相手にも慰謝料請求をしたいが、夫との浮気相手と関わりたくないと請求を後回しにすることはおすすめしません。
慰謝料請求には、時効があるため、後から請求しようと思ってもできない場合があるため、注意が必要です。
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夫とやり直す道を選んだ時は、誓約書を作成し再発防止させる
夫と夫婦関係を修復し、やり直すと決めた際は、必ず誓約書を作成させ、今回の過ちを認めさせ、今後浮気をしないと誓ってもらいましょう。
誓約書は素人でも作成することができますが、必ず法律に詳しいプロである弁護士に依頼をしましょう。
誓約書は、法的効力があるため、もし将来離婚する場合、あなたにとって有利な形で離婚することができます。
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ストレスは中々すぐき消えてくれません。
夫に怒りをぶつけたり、周りの人と自分を比べたり、自分を責めたりとストレスは悪い方向へと進んでいってしまいます。
まずは、自分自身と向き合い、精神的にも身体的にもリフレッシュできる環境を作っていきましょう。
そして、ストレスが和らいできたら、次は夫と向き合い、今後のことについて考えていきましょう。